めっき屋営業マンのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回はナイフロールの刃加工などに使用している機械であるマシニングセンタについてご紹介します。
そもそもロールってどうやってつくるの?って方はこちらからご覧下さい。
工業用ロールの製造方法について【旋盤仕上げまで】
目次
- マシニングセンタについて
- マシニングセンタの特徴
- 使用例
マシニングセンタについて
マシニングセンタとは中ぐり、フライス削り、穴あけ、タップ加工、リーマ仕上げなど多種類の加工を連続で行えるNC工作機械で、それぞれの加工に必要な工具を自動で交換できる機能を備えているのが特徴です。
交換が自動で行われるため、フライス盤等で工具を頻繁に変える場合と比べて、作業が効率的に行えます。
弊社では主にナイフロールの刃加工や付け刃用のタップ加工、寸法公差のある穴加工に使用しています。
ナイフロール刃加工の様子。
マシニングセンタの特徴
ATC搭載で工具の交換が容易
自動工具交換装置(Automatic Tool Changer:ATC)が搭載されているため、作業者が工具を交換する手間がなくなり、工具交換を多く要する加工と比べて効率良く加工ができます。
NCによる数値制御で品質安定
数値制御により穴あけの際のピッチ間等、精度よく加工することができる他、手作業と比べて同じ品質を維持しやすいです。
単純な作業や単品ものには不向き
プログラミングに時間がかかるため、工具交換がないような作業や単品ものはフライス盤で作業した方が早いケースもあります。
使用例
弊社では主にナイフロールの刃加工や穴あけ、タップ加工に使用しています。
ナイフロールの刃加工
タップ加工
穴あけ加工
手動割り出し台を使用して円周方向の角度も正確に穴あけが可能です。
以上になります。
基本的にはロールに特化した使い方をしておりますが、
ロール形状に関わらずいろんな加工ができる機械のため、こんな加工をして欲しい!というご依頼がありましたら是非ともご連絡をお待ちしております。
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