こんにちは。
大阪は30℃くらいの日が続き、まだまだ暑いのですが、風が少しずつ冷たくなり秋の到来を感じるようになってきました。皆さんお住いの地域はどうでしょうか?
さて今日は実験機器についてご紹介させていただきます。オテックは研究員が日々めっき液の開発・分析を行うため、多数の実験機器を所有しています。今回は数ある設備の中でよく実験で使われているキャス試験機とレーザー顕微鏡について簡単に説明します。
目次
- キャス試験機
- レーザー顕微鏡
キャス試験機
この機械は意図的に腐食しやすい環境を作ることができるため、耐食性を測定する際に用いられています。
本体はかなり大きめです。
中の様子です。円筒状のものから腐食を進める液が散布されます。
鉄材にて試験を行いました。この写真は試験を始めてから16時間後の写真です。非常に腐食が進んでいることが分かります。
レーザー顕微鏡
この機械は様々な倍率で測定物を観察することができます。また簡易的ではありますが、表面粗さ等の形状を測ることも可能です。
キーエンス社製のレーザー顕微鏡を使用しています。
レンズを変えて倍率を調節します。10倍から100倍までの倍率で観察可能です。
いかがだったでしょうか。
オテックでは今回ご紹介させていただいたもの以外にも、様々な実験機器を持っており、それらについてはまた別の機会でご紹介させていただきたいと思います。では。
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